2011年1月号Vol.93

迎春
上尾商工会議所 第16期会頭nbsp;小谷仁 年頭所感 「あわてず・あせらず・あきらめず」上尾商工会議所 会頭nbsp;小谷仁

平成23年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

日頃は、当会議所の事業運営に対し格別のご理解とご支援を賜り感謝申し上げます。

現下の企業を取り巻く経済状況とその先行きにつきまして、大変危機感を抱いております。国内経済におけるデフレの進行と長期化、欧米経済の景気減速、円高・株安の長期化等により、景気の停滞感が一層強まるとともに、先行きの不透明感も増大してまいりました。今こそ内政・外交とも「国益のため」「国の再生のため」という大きなフレームでチーム・ジャパンとして結束してほしいと願っております。

さて、私事ですが、昨年人並みに還暦を迎え、仲間から還暦同窓会のお誘いが多々あります。同窓会というのは、無視する手もないわけではありませんが、お酒が入りますと悪たれ仲間が不参加者の噂話で盛り上がるのがわかっているので欠席しにくいものです。

過日、同窓会の会場を見渡すと、企業の第一線で頑張ってきた人、事業を起こして頑張ってきた人、画家になった人、皆それぞれですが、これまでの人生の荒波をどうにかくぐりぬけてきた人たちのしわやしみのある顔・顔・顔。あればいい髪の毛。現役時代の「尖り」が少しずつ消えて、本当に穏やかな表情になって、「仕事と家庭のプレッシャーから解放されると性格まで陽気になるんだな」とつくづく感じた次第です。

今年の干支は卯です。ウサギとカメのイソップ童話と童謡が有名ですが、カメとの競争に負けたウサギは、その反省から「あわてず、あせらず、あきらめず」という行動指針にその後は変えたという童話の続編ができたとか、できないとか。

禅僧の鈴木大拙さんの言葉に『人間は偉くならなくとも、一個の正直な人間となって、信用できるものになれば、それで結構だ。真っ黒になって、黙々と一日働いて、時期がくれば「さようなら」と消えていく。このような人を「偉いひと」と自分は言っている。』という行があります。生意気ですが、私もそんな人生でありたいと戒めています。

結びとなりますが、上尾商工会議所のミッションは地域総合経済団体として、政策提言活動・中小企業経営支援活動・地域振興活動をバランスよく進めていくことであります。

課題が山積している中ですが、案件ごとに『上尾市商工業の発展のためになるかどうか』という価値観のもと、「あわてず、あせらず、あきらめず」事業活動の前進を図ってまいりますので、よろしくお願い致します。皆さまの一年のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ、新年の挨拶と致します。

■お問い合わせ
上尾商工会議所 TEL:048-773-3111

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